
和歌山県太地町での
イルカ漁を隠し撮りしたドキュメンタリー映画が今夏、米国内で上映され、物議をかもしている。見た人の多くは「イルカを殺す場面の残忍さに衝撃を受けた」との反応を見せ、主要紙も
イルカ漁を批判する論調がほとんどだ。
題名は「ザ・コーブ」(入り江)。米動物愛護家リック・オバリー氏の手引きで、潜水や夜間撮影、難所登り、DNA解析などを得意とする約20人が5年間に計7度、太地町に潜入。地元漁師の「妨害」や警官の「尾行」をかわして、立ち入り禁止の浜でイルカが血をふきながら殺されていく場面を撮影するという筋書きだ。
監督は「
イルカ漁の実態をほとんどの日本人は知らされていない。日本の人々に状況を伝えるには、他に方法がなかった」と話している。
この手のプロパガンダ映画を定期的に作られます。
これらのものが作られる時はタイミングと出所等を鑑み、裏を見なければいけません。
しかし、正直な話
イルカ漁について昔から知っていて、それを肯定的な日本人が少ないのも事実。
イルカ漁が日本の誇るべき歴史・文化の一つであるのなら、もうちょっと周知と理解を求める活動に力をいれてもいいのかなーと思ってしまいます。
おいしいのなら食べてもみたいです。
そして、イルカショーと
イルカ漁を巧妙に編集したきたない映画をアメリカが作るのならば、家族と犬が戯れる映像と、韓国と中国で行なわれる犬の解体・調理・素揚げの映像を同列に語りなさい。